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2009年9月 8日 (火)

詩心の芽生え。

詩をいつの頃から書き始めたのか、一番最初に書いた詩は、どんな詩だったのか…。手元に残ってないのが残念ですが、詩心が芽生えたのは、小学校三年生の頃でした。

私の母方の父、私から見れば、祖父は、農村の一百姓でありながらも、私が住む町に自転車で下りて来ては、休日になると俳句の会で学ぶ、「聴雨」(チョウウ)という俳号を持つ、おじいちゃんでした。

四国、愛媛の田舎町でトミヤ洋品店という紳士服の店を営んでいた父と母は、お客さんの相手で忙しいから、俳句の会の帰りうちに顔を出す祖父の話相手にと、私をあてがいお茶飲み友達よろしく小学生の私は祖父の作った俳句を聴くのが、次第に愉しみになりました。

でも、その時、素朴な疑問が起こったのです。確か、祖父の名前は定一(テイイチ)でした。だけど、いつも聴かされる俳句の下には、聴雨という他人の名前が記されていました。

それで、祖父に確認すると、これは、俳号っていうてな。おじいちゃんのペンネームだよ。と、教えてくれました。それから、よー聴きやと念押して、聴雨(チョウウ)という俳号の意味も教えてくれたのです。

雨を聴くと書いて、聴雨。この雨を聴くって、なんのことやわかるか?心の雨って、なんや?(心の涙ってこと?と、私。) そうや、よーわかったな。偉いな、みっちゃんは。それでな、おじいちゃんは、自分の心の中に降る雨を、四季折々聴き分けて、それを俳句で詠っているんやで。さめざめと降る日もあれば、ザーザーと降る日もあるし、ぽつりぽつりと流れる雫のような日もある。だから、自分の心の雨と対話する瞬間に、ええ俳句が詠めるんや。

と、教えてもらったあの日から、私には、祖父が、尊敬する我が“宮澤賢治”のようでした。そうです。一百姓でありながらも、町に自転車で下りてきては、俳句を嗜む祖父の姿は、まさに、雨ニモマケズの宮澤賢治そのものでした!

そんな、祖父との会話の中から、小学三年の少女期に心に刻まれた言霊の序曲は、今もなお、鮮明に光り輝く詩の宝石になって、私の詩心を磨かせてくれています。

このブログでは、そんな幼い日の想い出や、詩を好きになって書き出した頃のエピソードや私が感じる美しい日本語の響きや、詩で、語感を伝えられたらと願っています。

                                         長月 瞑 

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詩の扉」カテゴリの記事

コメント

いよいよブログデビューですね。
継続は力なり、と私も中途半端に止められなくなり
今に至ってます。
すてきなポエムが湧き上がってくる詩心を楽しみにしております。
長く永遠に!

拝啓、フーテン治療師さま!
早速、コメント一番乗り、ありがとうございます。
人生の先輩を見習って、詩心に磨きをかけますね!

TAIKO JUMPS AGAIN にリンクを貼らせていただきました。

ブログ開設、おめでとうございます!

TAIKOさんのHP管理人naoさんpcリンクありがとうございます。
加賀の皆さま、初めまして。Mayこと、長月瞑です。

この9月8日開設したばかりですが、今日コメントをくださった
「詩心の芽生え」は、いつもトップにUPしているブログの扉です。

初めての方はここからお入りくださいませ。リピターの方は、
最新は、カレンダーで本日に一番近い欄がNEW本文です。


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