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2010年1月 8日 (金)

新春風景、今は昔。

新年が明けて、もう七日。七草粥で身体を潤す、日となりました。嗚呼、もうすぐ、八日に日付が替わる時間ですが…私、喪中の身でしたので、晴れやかに新年のご挨拶が出来ず仕舞いで、申し訳ありません。ふと、そんな折、このブログの扉のページでもご紹介したことのある、我が、詩心の芽生えの発端である私の祖父が残してくれた句集を眺めてたら、新年にふさわしい、いい句をみつけました。

昭和39年の秋、俳号・聴雨が、古希の記念に発刊した活版印刷の手づくりの句集です。その中から、私が気に入った新年の作品を一句認めます。

追羽根や つきつ うたいつ 瞳澄む

いかがでしょうか?もう、今の暮らしでは、羽子板で羽根をつく、娘たちの愛らしい情景は目にすることもできませんが、昭和30年代には、こんな情景はそこかしこに、見受けられたはず…。元旦の朝は、冷たい空気に包まれた部屋で、神棚に柏手を打つ、父の姿を懐かしく想い出します。そんな静謐な新しい朝の風景が好きでした。お雑煮の湯気がこもる台所から、晴れ着の上から割烹着姿の母がお節料理を並べて、お重箱の蓋を開けて、お屠蘇気分の父が、子どもたちに新年の挨拶をする。私が幼い頃の我が家のお正月風景は、まるで、向田邦子の小説に出てくるような、日本のカタチそのものでした。女の子たちは、晴れ着のおべべを着せてもらい、追羽根ついて遊ぶ。男の子たちは、寒風の中を凧揚げで歓声をあげて、独楽を回して遊ぶ。あの、もういくつ寝るとお正月♪の歌の世界が、あの頃の日本にはありましたよね。そんな、日本の心、大切なものたちを、今年は慈しみながら、大切に育み、伝えて行きたいと、切に願っております。どうぞ、ことしも、よろしくおつきあいくださいますよう、お願い致します。

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