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2010年3月

2010年3月21日 (日)

やわらかい約束。

これまで、たくさんの作家の本を読んで来ましたが、いつも、私はその作品を書く著者のことが、その方の生きざまが、知りたくなります。20代の頃に愛読したこの作家のことについても、然り。そのひとの名は、吉行淳之介。たまたま、その作家のタイトルを流儀のごとく現した松村友視氏の著書『淳之介流』を図書館で手にして、その副題に、とても興味を覚えました。“やわらかい約束”とは、いったいどんな約束なのでしょうか…ねぇ。しかも、この表紙カバーにある、【折れたタバコの吸殻】にも、意味があること。興味もたれた方は、この本のあとがきをお読みください。

淳之介流―やわらかい約束

買ったきっかけ:
図書館で借りました。

感想:
文壇で数々の賞を取り、活躍したことだけでなく、吉行淳之介のダンディズムについて、彼の周知の人々との関連を交え、やさしいタッチでその魅力を語る、普段着の淳之介流儀が、そこはかとなく香る文面が素敵です。

おすすめポイント:
いかにも、いま、そこに、吉行淳之介が居て、そういったような、はにかんだ顔までが見え隠れする。そんな著者・村松氏自身も吉行淳之介に魅了されている一人なのだという所も読みどころです。

淳之介流―やわらかい約束

著者:村松 友視

淳之介流―やわらかい約束

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