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2012年2月

2012年2月 9日 (木)

“レモン哀歌”の詩碑が建つ、病院跡地。

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先月、新年早々、娘が上演したひとり芝居『売り言葉』は、野田秀樹脚本で、芝居の内容は、純愛詩集「智恵子抄」がモチーフになっていたことを、このブログでもこれまでにも幾度となく綴ってきました。そう、あの彫刻家でもあり、詩人の高村光太郎氏と結ばれ、芸術家を目指し、新しい女として生きぬいた長沼ちゑこと、後の高村智恵子さんの男女間の心の葛藤が、野田秀樹のモノの見方で描かれたユニークな戯曲です。その芝居を上演する本番の朝、会場入りする前に、私と娘は智恵子さんが最期に息をひきとった病院があった場所に向かいました。

そこは、南品川にあったゼームス坂病院です。が、もう今は、その病院はなく、マンションになっていますが、その病院跡地に、智恵子さんを偲ぶ記念の詩碑が建っているというので、これは観ておくべきだと感じて、昨年11月にお墓参りをした時のような心持で、その跡地へタクシーを走らせました。ちょうど、娘が上演することになった会場・楽間は、この病院跡からすぐ近くの北品川にあったのも、不思議なご縁でした。

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