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2013年7月31日 (水)

花が語りかけてくるような、寄り添う本。

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触れたくなるような花の写真と、それに寄り添う詩が微笑ましい本『ここは花の島』が、一昨日、福島県の写真家・野口勝宏さんから送られて来ました。この本は、もともと、野口さん等が3.11で原発事故のために、福島の子どもたちが除染で地面が削られ、春の芽吹きにも触れらなかったことを嘆き哀しみ、福島が“美しい花の島”であることを伝えるために、facebookのページ「福島の花(写真家:野口勝宏)」https://www.facebook.com/FukushimaFlower に、毎日紹介していた写真と詩が反響を呼び、一冊の本に生まれ変わりました。

   

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その本に関わった写真家と花作家と詩人のお三方のサインを添えて、私のうちまで、遥々やって来た可愛い『ここは花の島』なのです。

  

 

 

その中のページのひとつをご紹介すると

 

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どんな色がすきですか?

 

と 訊かれて

 

咄嗟にあなたが着ていた

 

ワンピースの色を答えた

 

 

※フヨウの花の写真に添えられた詩です。

ちょうど、私は、この五月の誕生日をスタートに、facebookに登録していました。そこから、福島の花のページをタイムラインで知ることになり、写真家の野口さんと繋がり、そして、詩人のマツザキヨシキさんとも繋がり、ご縁が結ばれました。

 

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ある日、毎日眺めていたWebネットでの花の写真と詩が、一冊の本になることを知りました。それは、沢山の方の評判を得て、みるみると、大きな大木に花が満開に咲いたように、どんどん夢が現実になり、私もその観客のひとりとして、本が発刊されたなら、ぜひ一冊欲しい!と、想いました。そういうファンの方たちの心を受けて、野口さんが、サイン本としてお送りしますとなり、その輪の中に、私も手をあげさせてもらったのです。 

 

 

届いた本は、ビデオサイズくらいの横長で、掌に乗せても、かわいい清楚な本です。帯には、なんと、あの巨匠・詩人の谷川俊太郎氏の詩が祝いに添えられています。

 

写真の花に  

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香はない

活字の詩に

声はない

花と詩が

私たちに

委ねてくる

ないものを

夢見る歓び

 

      谷川俊太郎

 

福島県に住む野口さんから届いたこの本には、「福島の花」と題した可愛いポストカードがプレゼントとして入っていました。その封筒の中に、メッセージとして、『人の暮らしの営みのあるところを花で明るくしたい、「花の力」で人を元気にしたい。そんな願いから、震災直後より花作家・橋本和弥しとともに「福島の花」の撮影をしています。花は人の感情に触れ、心のドアを開く力があります。……』といった内容で始まるご挨拶の栞が入っていました。

 

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また、本の前書きには、野山を駈け回っていたご自分の子ども時代と重ねて、感性が育まれる大切な時期に、福島の子どもたちは、原発事故のよる汚染の除染のため、地面が削られ、春の芽吹きにも触れることができないことを嘆き、福島が美しい花の島であることを誇りに思い、それが次の世代へと繋がって欲しいという願いを込めておられました。 

 

そして、この本からまた人の輪が広がる出来事が始まりました。詩人のマツザキヨシキ氏が作った歌“ここは花の島”。この歌は、谷川俊太郎氏のご子息、谷川賢作氏が曲をつけて、皆で合唱できる歌として新たな命を響かせているそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=UO6_R5ypDng&feature=share

合唱「ここは花の島」作詞・マツザキヨシユキ 作曲・谷川賢作


 ここは、花の島 This place…An island of flowers  / IBCパブリシング 2,100円税込

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