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2013年10月18日 (金)

詩心は、恋心に似て。

長月の9月は、長月瞑として私の本来の詩心が、燃える(萌える)時期なのですが、ことしは、大きなイベント【アロマdeライフスタイルart展】http://mycreateur.exblog.jp/20837299/ を控えていたので、そちらの方に、神経を集中してしまい、詩心を封印してました。というのは、言い訳ですが(笑)、自分の中での心の変化を受け止めるにはキャパが大き過ぎる出来事をずっと抱えたまま現在に至っているというのが正直な気持ちでしょうか。それで、この夏から8月9月は何もこの詩のブログにも綴れず終いで完。

それでも、日常の雑多な中に、詩心の源になる素材は、いつも見え隠れしてまして、ときどき、そちらにアンテナが傾きかけて困りました(笑)が、なんとか、アロマを始めて10年目の秋に、自分なりの集大成の作品展が開けたので、ほっとしています。(現在10月半ばに筆記)


自分の詩心のスイッチは、どんな時に、沸いてくるのか。今日は、そんなことを語りたいと想います。

 

少女期から、詩心に火がついたのは、このブログの冒頭の部分、詩心の芽生えhttp://poesie-may.cocolog-nifty.com/poem/2009/09/post-fbf5.html に綴っていますが、詩が書きたくなるのは、幸せな時間には、ないような気もします。詩が書きたくなるのは、テーマを与えられての作詞とは違い、自分の心のざわめきや、自分の心の哀しみや、憂いの部分が、起爆剤になることが、私の場合は多いですね。

 

例えば、恋心に似ているかな。うまくいっている恋愛関係では、詩は浮かばない。惚れたというキモチを相手に伝えたい、切ない恋にもだえているならば、それは、恋の詩が書ける舞台が揃ってきていると私は考えます。あと、その恋が成就して、結ばれたならば、それも完結ですので、震えるような恋の歌は書けないでしょう。その恋が終わる寸前、命の灯火が消えかけているような不安定な時期、心も揺れに揺れています。だから、とても微妙なニュアンスの言葉が浮かび、辛辣にも相手を傷つけたり、自分を傷つけたりして、血が滲む言霊が沸き立つことがあるでしょう。そんな瞬間を、掴みとる。自分の内なる争いの波をうまく受け止める勇気も必要です。

 

そのあと、その恋がどういう結末になるかで、また、違った文体の言葉が浮かんで来ます。崩れそうな恋が、かろうじて、相手の手が差し伸べられ、我が手を掴みとって、救ってくれたなら、その感動が恋の詩になり、綺麗な言霊の光が見える気がします。けれど、それが、がけっぷちで、足蹴にされたなら、その恋は、お終いです。美しい想い出の欠片も、無残にも粉々に散っていき、相手を憎むか、自分を責めるか、恋をしたことを嘆く世界が広がるでしょう。

 

そんな風に、恋心ひとつにしても、そのプロセス、どの段階に自分の立ち位置があるかで、見えてくる景色が変化します。相手の立場で書けば、またそれも違うでしょうし、自分の側で書けば、それは、ひとつの自己満足な世界観で終わります。ある心模様の葛藤も、いつもどの位置からそれを眺めているかで、善にも悪にもなる。プラスにも、マイナスにもなる。

 

詩は、そういう面白いものであると想えます。そして、その詩を読んだあなたが、どう読みとるかでも、まったく違う景色が観えて来ます。詩人のこころを上手く受け止めて読みとれるには、同じ様な体験をしたことがあるかないかにも左右されます。そして、使っている言語やボキャブラリーの意味をどうとらえているかでも、意味が正反対にも成り得るでしょうね。

 

さ、今年の後半、秋の夜長は、そういう詩を書ける気分が高まってくるかしら?それとも、また、恋心が高まって、そちらにうつつを抜かして、詩を書かない女に成り下がるかしら?神のみぞ知る?!

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